今回は小又の「寄居城」です。
旧野上小の南、旗川に接して県道が狭い所で、俗に日陰淵と言われている上の山です。
田沼町史によりますと
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・種別--------砦
・所在地-----長谷場
・立地形態---山頂、山腹、尾根
・遺構--------堀切、曲輪
寄居山と称する旗川に面した標高約240mの山頂付近一帯に遺構がみられる。
寄居山は旗川と小又沢の合流点に位置し、北西に尾根が続く。
また、小又は閑馬方面への道筋でもある・・・・・・・・・・
築・廃城は不明である。
この砦は東北に位置する長谷場城との関連があるものと思われる。
主に眼下に位置する道路に対する番所的なものであろうか。
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と記載されています。
道がないため直登し、往復で約1時間30分ほど、標高234m。
現在、山頂には石の祠が一つ鎮座しております。
この山の下の小又側には、元長谷場小中学校の以前の学校があったと聞いております。
また、白岩には宇都宮神社の北側に学校があり、合併して元長谷場小中学校になったとも。
いずれも、明治時代後半のお話です。
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