2024年7月9日火曜日

0710 悠久の長谷場城

 

(HASEBA REPORT再掲)

 長谷場城(砦)に登って参りました(2022,02,27)
 地元に長年住んでいても、知らない方々が多くいらっしゃいます。


 登る途中に一部補助ロープが設置され、登山道らしき道も残っていておりました。以前登った小又の寄居城や白岩城には無かったものです。(誰かが整備してくれたみたい。)

田沼町史によりますと(抜粋)
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長谷場城
 種 別------
 所在地------ 長谷場
 立地形態--- 山頂、山腹、尾根
 遺 構------ 堀、曲輪、土塁
 長谷場城は標高約400mの扇山山頂付近に遺構が見られる。山頂は削平され、東西約60m、南北約10mの曲輪となっている。山頂周辺に曲輪が数多く見られ、曲輪の数がきわめて多いことがこの砦の特色といえる。
 この砦は藤原秀郷が築いたものと言われるが、戦国期のころのものか。
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 頂上には、祠と石像が一つずつありましたが、散らばっており、石像は首がありません。
 首を探しましたが残念ながら、見つかりませんでした。

 あまりに無残でしたので、地元の者として立て直して参りました。

 町史のとおり、頂上付近には曲輪の跡が多く見られ、頂上は削られ広々としています。堀切もわかります。

 高い木々が繁茂し、見晴らしは良くありません
 当時は、小又の寄居城を見下ろし、北には白岩城南には佐野の唐沢城まで見渡せたでしょう。


 その後、北隣の標高416mの山へ、それから尾根を伝い大鳥籠神社方面に下山。



 HASEBA REPORTの再掲で申し訳ありませんが、このような地元の歴史を知っておいても損ではないでしょう?

 なに、おもしろくないって ?  残念 !! 






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