ナラ枯れが野上に押し寄せてきています。
以前は大平山や三毳山、足利の織姫神社周辺で見られました。それが広がって昨年は船越南部や岩崎へ、そして今年は船越北部、御神楽へと広がってきているようです。
船越の県道や農免道路を走っていていると、春先4月の山桜なら良いのですが、この夏場にクヌギやナラの葉が茶色く枯れて、まるであだ花のようになっています。
あまりに目立つので、思わず写真を撮ってしまいました。
広葉樹は秋に葉が枯れて落ちますが、ナラ枯れになると夏場に葉が枯れてしまい、落ちないで枝に残り、いずれ樹木自体も枯れてします。
松くい虫の松枯れと同じように、ナラ枯れ菌が虫を媒介して広がるようです。
これがリンゴやナシなどでは大騒ぎですが、現在の野上では原木シイタケ栽培も下火となり、クヌギやナラが枯れても経済的影響は少ないかもしれません。
観光地などでは景観維持のために伐採や虫の駆除で、とんでもないお金をかけて対策を講じることになるでしょう。
しかし、自然界の循環に任せるしかないと言う方も少なからずいらっゃいます。
来年は、もっとひどくなるかもしれません。
さて、どうなるでしょうか?
野上のかるた
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